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京都で盛り上げよう!盛り上がろう! 東アジア文化都市2017 京都市民連携事業募集のお知らせ

イベントレポート イベントレポート

Event Report

韓中日Photo Communication in Daegu

8月30日(水)から9月3日(日)にかけて,大邱広域市において,韓国写真作家協会大邱支部の皆さんとの写真家交流事業「韓中日Photo Communication in Daegu」が開催されました。
京都市からは,京都写真家協会会員の写真家12名が参加しました。
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 大邱では,2年に一度,韓国最大,アジアでも最大級の国際写真展「大邱写真ビエンナーレ」が開催されています。
大邱の写真文化は,1950年頃,朝鮮戦争によるソウルの戦禍を逃れてきた芸術家達が,戦争後もそのまま大邱に残ったことが,現在の大邱写真文化発展の礎になったと言われています。その後写真文化が発展し,市内の大学には,写真学科のある総合大学が,多いときは8大学,現在も4つの大学にあるそうです。

 初日
来年2018年の東アジア文化都市,韓国の開催都市である,釜山からスタート。ないものはない,と言われている国際市場を通り,山を登ると,釜山タワーがそびえる龍頭山に到着。釜山市内の山と海を一望できました。その後,韓国のマチュピチュと呼ばれている,山腹に住居が階段のように並び,迷路のような路地が入り組んだアート村「甘川文化村」を訪問しました。

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釜山・国際市場

龍頭山

龍頭山

甘川文化村

甘川文化村

甘川文化村の細い通り

甘川文化村の細い通り

2日目
朝鮮半島初の女帝,新羅の善徳(そんどく)女王が,新羅,百済,高句麗の三国の統一を願い,7世紀に建立された符仁寺,それから,同じく新羅時代の5世紀建立で,建立時,冬であるにも関わらず桐の花が咲いたことに名前の由来する,韓国仏教最大宗派の曹渓宗の寺,桐華寺へ行きました。
御住職のお座りになった背後に飾られた「信心銘」の句にちなんだお話をしていただきました。
「我々は,必要以上に言葉や論理によって,時間,善悪,人と人との関係性で物事を区別する。けれど,本来は一つ,区別などない。言葉がなくても以心伝心で伝わる関係が望ましい。国境を越え,皆さんもそうなっていただきたい。」と,写真を通じ,国を超えた文化交流にふさわしいお話をいただきました。

符仁寺(プインサ)

符仁寺(プインサ)

桐華寺にて

桐華寺にて

桐華寺にて

桐華寺にて


午後からは,大邱市内ウォーキングツアー。薬令市場,西門市場,30代前半で亡くなられた,大邱の尾崎豊と言われている,金光石通りのストリートアートを見学しました。

薬令市場

薬令市場

西門市場

西門市場

金光石通りのストリートアート

金光石通りのストリートアート

 

3日目
大邱から車で約1時間の慶州へ。慶州は,京都市が会長を務める「世界歴史都市連盟」の加盟都市でもあります。まずは両班の伝統的民俗村のヨンドン村へ。現在もすまいとして使われている家がいくつもありました。茅葺の庶民の家,貴族の瓦の家,日本の田舎の風景ともちろん少し違いますが,なぜか懐かしく,ほっとしました。
続いて仏国寺へ。ヨンドン村とともに,ユネスコ世界遺産に登録されており,欧米からの観光客の方々も多く目につきました。境内の願いを込めながら,積み上げていくという石,色とりどりのたくさんの提灯が印象的でした。

ヨンドン村

ヨンドン村

仏国寺

仏国寺

 

市内に戻り,夕方からは,いよいよ写真展が開催されている大邱文化芸術会館へ。
大変ゆったりしたギャラリースペースに,京都からの出展写真50点が,中韓からの出展写真とともに展示されていました。各国,各都市の文化が香る,見応えある写真ばかりでした。
それから,写真展の開幕セレモニー,レセプションが行われ,日中韓の写真を通じた交流が幕を開けました。

写真展会場

写真展会場

写真展会場

写真展会場

大邱写真展開幕セレモニー

大邱写真展開幕セレモニー

大邱写真展開幕セレモニー

大邱写真展開幕セレモニー

 

4日目
市内からバスを走らせること1時間あまり,到着したところは,大邱郊外にある,山と畑の広がる山村の一軒家でした。
ここはどこか?と尋ねたら,なんと,そこは今回お世話になった写真家協会大邱支部の事務局長のご自宅とのことでした!
広い芝生の庭,もとは,バス停があったスペースなんだそうです。そして別の場所にあったご自宅を,今の場所に移築されたのだとか。芝生の上で,伝統舞踊,機織り,大木切りなどの昔の風俗を再現してくださるモデルの皆さんを被写体として,大撮影大会を開催いただきました。
そして,書家のパクスンギさんによる,ダイナミックな書のパフォーマンスも鑑賞させていただきました。 


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翌日,大邱最終日の訪問先は,日本から開拓農民として韓国に渡った水崎林太郎氏が,当時農業用貯水地として作った大きなため池,今は大邱市民の憩いの場となっている寿城池のほとりへ。大邱最後の撮影時間を過ごしました。
空港の出国口,最後の最後まで,皆さんに見送っていただきました。大邱の皆さんのおもてなしの心あふれた,とても温かい交流事業でした。
(写真家協会会員による写真で振り返る交流の記録はこちら)
https://culturecity-kyoto.com/event_report/event_report-3069/

寿城池

寿城池

 






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